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ESSAYエッセイ

陽だまり

2025年02月13日

私は、就職活動を通じて自分が本当に働きたいと思える会社に出会うことができた。
それは、第一志望の会社であり、今ではその会社で働き始める日が待ち遠しい。
これまでの道のりを振り返ると、インターンシップでの出会いが私の選択を大きく左右したと思う。

インターンシップに参加したのは、大学院修士1年のときの2月だった。
それまでは業界や企業について漠然としたイメージしか持っておらず、福岡で働きたいというこだわりがあった程度だった。
しかし、そのインターンを通じて、社員の方々の人柄や会社の雰囲気、そして社会に貢献するという仕事の本質に触れることができた。
特に印象的だったのは、社員の方々が持つ優しさと配慮だ。
どんな小さな質問にも丁寧に答えてくださり、学生の立場を尊重してくれる姿勢に心を打たれた。

インターン中に早期選考のお誘いをいただいたとき、迷うことなくこの会社一本に絞ることを決めた。
それは、この会社で働く自分の姿が自然と思い浮かび、ここでなら自分が成長できると確信したからである。

面接は就活中のどの瞬間よりも特別な経験だった。
緊張する私に対し、面接官の方々が温かく、対話を大切にする場を作ってくださった。
自分の経験や思いをしっかり伝えることができたのも、そのおかげだと思う。
そして、選考が進む中で出会った同期たちも、優しさにあふれ、率先して動ける能力の高い人たちばかりで、懇親会や内定式、プライベートでも親睦を深めることができた。
同期と励まし合いながら仕事に取り組み、さまざまなことを吸収して自分自身のスキル向上につなげたい。

これから社会人としての生活が始まる。
学生時代の学びや経験を活かしつつ、新たな環境でどれだけ成長できるか、自分自身に挑戦したいと思っている。
早くその日が来るのを待ち遠しく思いながら、学業の努力も継続し、心から感謝の気持ちを持って新しい一歩を踏み出す。

この就職活動を通じて得たものは、単なる内定ではなく、自分の軸を見つけることができたという大きな自信であった。
これからの陽だまりのような未来に向けて、全力で努力したい。

内々定の連絡をいただいた日に散歩していて見かけた花。
春の訪れを感じる好きな季節。

内々定をいただいて2週間後、雨のなか走った42.195km。
就職活動期間中も息抜きにランニングやウォーキングをしていた。

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