2025年11月21日
就職活動を始めたばかりのころ、私は「完璧に答えなければいけない」と思いこんでいた。
面接で聞かれる質問には、正しい答えがある、と思っていたのだ。
質問に対して正しい答えを探すことばかりに意識が向き、焦って言葉がまとまらずにうまく話せないことも多かった。
面接のたびに落ち込んで、「自分には向いていないのかもしれない」と思い、少し自信をなくしてしまっていた。
そんな中で参加したフィネスのグループワークでは、少しでもみんなが安心して話せるための存在になりたいと思った。
そこで、全員が発言しやすい雰囲気をつくることを意識していた。
人の意見をうなずきながら受け止めることで、自然とグループ内の会話の流れが生まれていった。
グループワーク通過後の人事の方とのフィードバックで、「話を聞いているときの相槌がよかった」と褒めてもらえたことで、自分の強みにも気づくことができた。
特別なことをしたわけではないけれど、相手の話を受け止めることで場の雰囲気を整えられる自分に、少し自信が持てた瞬間だった。
その後に受けたフィネスの面接では、以前のように「うまく話さなきゃ」と身構えることはなかった。
社員の方がご自身の経験も交えながら話してくださり、面接というより“対話”をしているような温かさがあった。
そんな雰囲気の中で、「本当に伝えたいことを、自分の言葉で話してみよう」と自然に思えた。
完璧な答えを目指すより、素直な気持ちを伝えることの方がずっと大切だ、と気づけたのだ。
就職活動では不安や焦りも多くあったが、その中で小さな自信や学びを積み重ねられたことが大きな財産になった。
そして、就職活動を通して学んだのは、「正解を探すことよりも、自分の中の想いを信じて伝える勇気を持つことの方が大切だ」ということである。
これからもその学びを胸に、飾らない言葉で人と向き合いながら、つながりを大切にし、自分らしく前に進んでいきたいと思う。