2026年07月03日
日々、目の前の仕事に向き合う中で、私たちが立ち返る場所があります。
それは、フィネスが大切にしている「社是」の言葉。
週に一度、チームを支えるメンバーが社是を解釈し、スピーチする時間を作っています。
今回はそのスピーチの一部をご紹介します。
私たちの判断基準であり、誇りでもある「信念」について、ぜひ覗いてみてください。
先日読んだ本の中で心に残った「足るを知る」という言葉について共有いたします。
一般的にこの言葉を聞くと、
「今あるものや環境で満足し、それ以上を望まないこと」
そんな印象があるかもしれません。
しかし、その本にはこのようなことが書かれていました。
人間にとっての本当の豊かさとは、「足るを知る」心があってはじめて感じられるもの。
そして、日々の環境に感謝する心が、人生を真に豊かにしていく。
この考えを知り、私は自分に問いかけました。
「自分は今、評価が足りない、結果が足りない、環境が足りない……と、『まだ足りないもの』に目を向けて焦っていないだろうか」と。
もちろん、ビジネスにおいて向上心を持つことは大切ですし、組織として前へ進んでいくことも必要不可欠です。
しかし、そこには決定的な「動機(スタンス)」の違いがあることに気づかされました。
本の中にはこのような内容もありました。
「ともに働く仲間を守るためにこそ、組織を成長させ、発展していかなければならない」
ここが重要なポイントだと感じています。
ただ規模を大きくすること自体が目的なのではなく、「大切な仲間を守るために成長する」。
それは決して利己的な欲望ではなく、誰かを想う「利他的な願い」から始まるものです。
だからこそ、ここでいう 「足るを知る」とは、現状に満足するという意味ではありません。
「今あるものに感謝しながら、さらに良くしていこうとすること」
足りないから焦るのではなく、周りへの感謝を土台にしながら、さらに自分を磨いていく。
その姿勢こそが、物心両面の豊かさにつながるのだと実感しています。
私たちの社是には、「全従業員の物心両面の幸福を追求する」という言葉があります。
これは、「物質的な安定」と「心の充実」 その両方を大切にするという意味です。
そのために、まずは自分自身が次のような問いを持ち続けることが大切なのだと思います。
・今ある環境に感謝できているか
・周囲の支えに気づくことができているか
・自分の求める欲が「利己」に傾いていないか
こうした自問を繰り返すことが、人格を磨くことにつながるはずです。
「足るを知る」は、立ち止まるための言葉ではなく、一歩を踏み出すための「土台を整える言葉」です。
土台が整っているからこそ、私たちは安心して新しいことに挑戦し、安心して成長していくことができます。
これからも、その土台を大切に進んでいきたいと思います。